教育方針

「なすことによって学ぶ」
新時代の教育の確立を期し、 いたずらに新奇に走らず、現実の生活に則した自主的・自立的な生活習慣や、創造的作業が「なすことによって学ぶ」ことを重んじ、 幼児の身体を通して素朴に体得され、能力があるからするのではなく、することによって能力は産まれることをモットーに、 正しい判断力と強い意志の力を養い、しかも情操豊かな暖かい円満な人間として育つようつとめます。

幼児期は感受性の強い時期であり、この時期に豊かな情操を養うには、優れた遊具や文化財を与えることが必要です。かつては、親と子の温かい触れ合いの中で優れた絵本、童話、音楽等が与えられていましたが、家庭の教育機能の低下によってそうした姿が消えつつあります。一方、刺激の強いマスコミ情報が氾濫し、選択能力がまだ十分ではない幼児期に無差別に与えられているのが実情です。こうしたなかで、園において教育的に十分吟味された質の高いものを与えることが必要です。

核家族化、少数同胞化、地域社会における遊び集団の崩壊などによって人間関係が単純化し、家庭や地域社会の中だけでは望ましい社会性の育成は困難になってきています。こうした面で幼稚園の中で幼児の相互のつながりを形成させることによって、社会的人間としての資質の涵養を図ることが重要です。

子どもの生活はすべて遊びです。遊びを通していろいろな問題を解決していく方法を知り、社交性積極性を身につけていきます。

体力・忍耐力・意志力などを幼いうちから身につけていけば、どんな状況にも打ち勝っていける強くたくましい子に育つことでしょう。

新しく知った物事に新鮮な興味を抱き、それらを自分自身で考え判断していこうとする姿勢が、柔軟な思考力を造ります。

家庭や保育園で子どもが経験したことを通して、相手の気持ちを思いやれる人間になるよう、優しく導いてあげて下さい。